百億の月

いま小さく脈打つメロディー

約束を笑顔に

 

あーりんの特集のあるOVERTURE買いました~~

写真めちゃくちゃ好み過ぎてやばい

やばいったらやばい(語彙力)

なんていうか元々きちんとお化粧してリップ塗ったお写真はキネマ女優感すごいんですけどまた突き抜けて美しく……うあああ

 

内容はまあ抱負程度だし掘り下げ……て……考えるしか……()

2017年をどうするかというのは夏菜子ちゃんの朝ドラも終わったしでようやくエンジンかかるのかな?

ツアーで盛り上げていくのかな?

といううすらぼんやりした展望しか描いてないですがそんなのいつものこと

おっけー大丈夫

信じてるよ!

 

さてはて先週にCDTVの公開収録のほうに行って参りました

あんましネタバレしすぎるのもアレなんで言いませんが

圧倒的あーりんでした

素晴らしい

3月31日だったかな?の放送分らしいです

 

タイトルはLink Linkから

あーりん初センター曲ながら別に特別好きな曲ではありませんでした

残念ながらかわいいあーりんがかわいい曲歌ったってかわいいだけなのです

サボテンとリボンも結局ミドルテンポなかわいめチューンですね

不満……圧倒的不満……

キミセカや上球のかっこいいあーりん

ミラボやプッシュの美しいあーりん

が好物なわたしとしては少しストレート過ぎて逆につまんねえな……という感想

嫌いではないんですけどね!

ただ好きな曲としてあげるかと言ったらあげませんでした

 

それがガラッと変わった2016年8月5日

あーりんがソロでTOKYO IDOL FESTIVALに降臨しました

いろいろ意見はあると思いますが、

彼女はアイドルでした

ぼろぼろでそれでも笑ってステージに立っていました

 

その前日

岡村隆史さんの夏休み期間としてANNパーソナリティー代打をももいろクローバーZが担当することとなっていました

3時過ぎまでラジオでしゃべり通し

朝イチのステージのためリハーサルだって朝早くからです

そんなスケジュール

さらにそのころ、彼女の喉はあまり調子もよくありませんでした

嗄れたり高音が出なかったり

ネタでオタクのあいだで酒焼けみたいwwwwと笑ったり

元々喉が強かったはずなのにいつの間にかそんな感じで

明らかにおかしな状況だったのにそれをずるずると引きずって、最悪のコンディションで迎えた当日でした

 

ソロ曲「だってあーりんなんだもーん☆」ではじまり

「あーりんは反抗期!」まではなんとかもっていました

歌詞飛びはあったけど……

ラストの三曲目

「Link Link」

件の曲

前置きであーりんが

「自信ないけど歌わせてください」

みたいなことを言って(うろ覚え)

珍しいなと思いました

言葉ではなくて表情です

いやに固いというか、ほんとうに不安そうに見えました

そうして、始まった曲は散々でした

歌詞が飛ぶ、声がでない、そして泳ぐ視線

あーりんが歌が苦手だからといってこんな風になるのなんて見たことがないレベルでした

でも、あーりんはずっと笑ってました

最後まで歌いきって最後までアイドルであろうとステージに立っていました

そのあとも舞台裏でテレビの取材受けたり忙しそうに動いて

次の日あがったblogでは素直に喉のことが書いてありました

反省の弁と、こちらに心配をかけまいとする文でしたが

あまりそういうことを書かないので、嬉しい反面すごく落ち込んだんじゃないかと心配になりました

オタクめんどくさいから!

 

めんどくさいオタクのわたしは、ぼろぼろの状況で逃げずにアイドルをやりきったあーりんが誇らしくも途方に暮れたり心配したりうろうろしてました

もっと歌いやすい歌があったんじゃないかとか、なんでLink Linkなんだとか思うこともありました

それでもあーりんが選んだ曲はLink Linkで特別な曲なのは明白でした

 

来る9月19日

あーりんのソロコンです

内容は素晴らしかったしか言い様がないのですが、ここは割愛

一言添えるなら彼女の自己プロデュースの素晴らしさを実感しました

さて、本編ラストの曲

ここでも、彼女が選んだのは「Link Link」でした

 一瞬8月のことを思い出したのに、彼女の涙ですべて吹き飛びました

「サヨナラ アタシは

涙を卒業すると決めた」

あーりんは泣きながら横浜アリーナのステージで堂々と、そう歌いました

おそらく一月間で喉を調え、歌も磨いてソロコンに掛けて、臨んだすべての重みが溢れる涙でした

 

あーりんはプラスの感情は最大限に表現しようとしてくれるのにマイナスの感情はどうにも見せてくれません

なのでわかりにくいですがやっぱりずっとソロでの歌は不安だっただろうし、その中で喉が嗄れるというのはつらかったんだなあと思います

いまさらだけど

ただ、歌が苦手で、ダンスパフォーマンスが優れているのでそこから逃げようと思えばいくらでも逃げ道があるのに

アイドルとしてステージに立って、歌うことをやめないと決めた彼女は強くて素敵なアイドル

間違いなくそう言い切れます

そう気づかせてくれた歌がLink Linkでした

 

CDTVを皮切りに今年もあーりんはソロ活動していくそうで

いまはなにも心配はなくて、どんな圧巻なステージをしてくれるだろうという楽しみしかないです

そこで彼女は笑って、Link Linkを歌ってくれると思います

だって彼女はもう涙を卒業しているから