百億の月

いま小さく脈打つメロディー

行く道は煌々と

とうとう今日か、という気持ちで夜が明けた。
とは言っても、実感がぜんぜんない。


怒涛の1週間。
渋谷すばるを送り出すセレモニーが、たくさん盛大に行われた。
リアタイできることも少なかったし、地域的に視聴が無理な番組もあったけど、それでも愛されてるなあ、ということが伝わってきた。
もしかしたら、それぞれの関係者のなかにも、飲み込めていないひとや諦めきれていないひともいたかもしれない。
それでも、きちんと彼の行く末を祝福していた。
それがどれだけ、素晴らしいことか、わかってしまうだけに悲しい。
せめて、いままでのすべてが彼のこれからの力となるように。
光となるように。
祈るしかわたしにはできない。


ここ1週間の動きが、とてもとても、ストーリーじみた展開すぎてほんとうに現実感がない。
美しいがゆえに、残酷すぎる。
けれど、物語として完璧なように見えても、まだ、関ジャニ∞の未来も渋谷すばるの人生も続いていく。
そうして幸せになりました、で終わらないのがこの世の中だ。
いままで奇跡のように合っていた符牒や、美しい物語性が伴わなくなっても、おそらく関ジャニ∞は前に進んで行く。
それぞれのブログを見て、みんなの言葉を知れる機会があってよかった。
もしかしたら強がりかもしれない。
本音を隠しているかもしれない。
意地を張っているだけかもしれない。
それを、知ることはできないけれど、わたしはたしかに、彼らの在り方で元気づけられる。
だから、強がりでも意地でも嘘でも誤魔化しでも、いつかそれがほんとうになればいい。
それぞれの形で向き合って、それぞれの形で消化して、笑ってくれるだろう彼らを、わたしはせめて見ていきたい。


関ジャニ∞の6人を残る、残った、と言われることは、もちろん、言葉としては正しいのだけど。
それでも、彼らは選んだ。
渋谷すばるも選んだけど、横山裕も、村上信五丸山隆平安田章大錦戸亮大倉忠義も選んだ。
関ジャニ∞を続けることを間違いなく選んだ。
ありがとう。
わたしはこれからのあなたたちを見ていきたい。


やっぱりどうしても不安で不安で不安で。
でも、期待してしまう。
6人の関ジャニ∞はまだ、この瞬間もだれも見たことがない。
ただ、6人はもう知っている。
打ち合わせで。リハーサルで。ゲネプロで。
未来を作ってくれている。
それでも楽しみにしていてと発してくれる彼らに、最大限の礼をもって会いに行きたい。
悲劇にはしたくないし、させない。
そのパワーに応えたい。
コンサートで待ち合わせしましょう。
そう言ってくれた村上信五さんがやっぱり大好きだよ。


飛行機飛ばないし財布忘れて泣いてる場合じゃないよね!!!!!!