百億の月

いま小さく脈打つメロディー

アイドルだったあなたへ

たいへんなことがおきてしまいましたね。
まさか推しと自担と自分のマインドのこと以外でブログを書くとは。
これは単なる備忘録ですのでいやな予感がする方はバックプリーズ。
オススメブログ貼るんでこっちでもどうぞ。
どのブログも主観に基づくもので、公開した責任はあれど他者から詰れるいわれはないと思います。

hisayonara.hatenablog.com

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最後の杏果推しのはわたしにはない視点でわたしの好きだった杏果推しの気持ち悪さが詰め込まれてる。やばい。
この発言からわかっていただきたいが基本的に緑推しには辛辣なのでご注意をば。




さて、では。
1月15日12時。玉井詩織出演のサムライロックオーケストラのステージを一般先着でとれたことがうれしくて(黄推し石投げないでね)ルンルンでツイッターを開くと、
そこではもっと衝撃的なことが待っていた。

混乱しかなかったけれど、なんで、のあとに出てきたのはふざけんなだった。
乱暴で申し訳ない。
大半のモノノフがそこに行き着いてしまったように見受けられた。
特に緑推し以外。

これには、まず「5人」を強固に信じていた背景があると思う。
ももクロはたびたび口に出すように、固定のメンバーで息の長いグループを目指している。いた。
バカだなあ、と思うかもしれないけれど、メンバーが言うならば、と信じていたファンが多かった。
盲目的に信仰していた部分もあっただろう。
気持ち悪い?知ってるよ。
アイドルって偶像って意味なんだからいまさらだ。

さらに、ももクロ自体のイメージの問題もあった。
ももクロファン以外に言われたことがあるが、
「あんな普通の女の子たちじゃん?」
これに尽きる。
天真爛漫でどこにでもいそうな女の子たちがひたむきに頑張る姿に胸を打たれ、ファンになったという話もよく聞く。

twitter.com

わたしのももクロに対するイメージはこれだった。
反面、それは幻想であることもわかっていた。
何万人の前に立つ少女たちが普通であることなどないとわかっていた。
これは設定であり、ファンタジーであり、幻想だとはわかっていた。
そういう、信仰と現実の間をわかった上で彼女たちをヒロインとして推していた。
それぞれ意見はあるだろうが、こういった類のある意味でももクロ神話というものを共有し、それに安心しきっていたように思う。
それが打ち砕かれたのだ。


「普通の女の子になりたい」
有安杏果はそう言った。生放送で、臆面もなく。
じゃあ隣にいる4人は普通の女の子ではないのだろうか。
普通の、ありふれた女の子たちだと信じていた。
それを信じたかったのだ。
そんなわけがなくても、信じていたのだ。
外野から見たらそれが気持ち悪い信仰だとわかる。
でも、宗教にとどまらず、生きる上で信じているものがなにもない人間はいない。
その信じていたもののひとつだと、理解してほしい。
それが本人から破られたのだから、反動で「ふざけるな」「裏切られた」「嫌いになってしまいたい」そういうネガティブな思考が目立ってしまった。
恐ろしいかもしれないけれど、そういう心理だったように思う。

特に女性として、「普通の女の子」にもひっかかった。
言うほど、普通は普通でない。
世間一般に言う、普通の女の子たちも、それぞれに傷ついて悩んで迷って、日々に追われて生きている。
それなのに、普通が楽しくてうらやましくて仕方がないという風に笑う。
ももクロでは普通は得られないから、卒業したい。
そういう印象を与える言葉選びだと思った。
本当にコメントが下手だな、知ってたけど。
そういうところも有安らしいけど。

実際には、芸暦22年という、生まれたときから芸能界で過ごしてきた彼女は、スケジュールを母親や事務所に管理されているのは当たり前だった。
もし友人とどこかに行きたいと話しても、それがかなわないこともあっただろう。
子供だった時分はよくても、大人になって自由意志と権限が確立されたのちにその状態では、窮屈だろうというのもわかる。
それの折り合いがきちんとついていると思っていた。
安心しきっていた自分はなんだったのだろう。
生放送で満面の笑みの彼女と、笑顔の裏の動揺を隠し切れない4人を見て、そう思った。
普通を知らない彼女は、普通に憧れてしまった。
たいしていいものじゃないよ、と言いたいけれど、知らないのだから仕方ない。仕方がない。
仕方ないと言うしかないじゃないか、ばか。


一部からは、「やっぱり」という声も聞こえる。
わたしもショックだったけれど、どこかわかっていたように思う。
2016年からしていたソロ活動。
ときどき、ももクロの活動よりソロのほうが楽しそうに見受けられた。
メンバーといるのが映っても、スイッチがOFFの状態も多くなっていた。
関西テレビ冠番組である、桃色つるべはひどかった。
釣瓶さんの隣で、笑顔も浮かべず真顔の有安。
レギュラーなのに、とわたしも思った。
だんだんと不安が増して、ソロで楽しそうな緑推しをよそに「このままで大丈夫なのか」ということを話すことも増えた。
ももクロの方を向いていない、そういう違和感は確実にあった。
その爆発は案外大きかった。
みんな不安だったね。
それでも、彼女の言葉を信じて、他のメンバーを信じて、続いていくと思っていたのだ。

杏果は、音楽が好きだった。
彼女の歌がうまくいかなければ、そのあとメンタルをぐずらせることもあった。
ガンコな、完璧主義的な一面だったように思う。
緑推しを中心に「杏果が一番の努力家」「一番ファン思い」などということをよく言っていた。
この言説が反吐が出るくらい嫌いだ。
努力に一番もなにもないだろうし、ファン思いの形もメンバーそれぞれで示してくれていると思っていたからだ。
わたしは推しであるあーりん最大のファンサービスは、わかりやすいレスや認知ではなく、ステージで完璧にあーりんを魅せてくれることだと思っているから。
それが杏果を追い詰めるのではないかと、知り合いの緑推しと口論したこともあった。
そういう、盲目的な言葉になにを思っていたかは知らないが、杏果は並外れてファンに献身的であったようにも見える。
ファンの理想である自分を演じることに完璧さを課しているように思えた時期もあった。
だから、この「一番」というまるで比較する言葉が嫌いだ。
杏果なりの最大限の努力と、献身を汚されたように思うから。

わたしは有安杏果を「現代的アイドル」と評したことがある。
明らかにももクロの中で異質で、特異点に思えて仕方がなかった。
ももクロも現代のアイドルではあるが、自分の推しメンをなんとかして推し上げる、AKBイズムに通ずるものをとりわけ緑推しから感じている。
緑推しはなにかと比較して、必死でももクロの中の有安杏果を確立しようとしていたように見えた。
それが偶像や理想であれ、その熱意はすごかった。
そして実際、切磋琢磨され、歌にこだわる杏果につられるように飛躍的に歌唱力も伸びた。
それは間違いなく事実だ。
本人はももクロのノリが苦手とこぼすこともあった。
でも自分なりの居場所を見つけたとも。
大所帯のグループなら、気の合う者同士つるめばいいから、こんな話もなかっただろう。
米子の夜などなければよかった。
それで、ももクロ神話が強化されてしまったようにもいまさらながら思う。
あるいはハロプロならば、持ちうるスキルを伸ばすことに邁進して自由にのびのびできたかもしれない。
でもももクロは2011年からは5人しかいなかったし、アイドルは総合芸術だと、とりわけトークやバラエティなど、苦手なことにも立ち向かわないといけなかった。

現実の有安杏果、ファンの理想の有安杏果有安杏果自身の目標、ももクロの活動。
アンバランスに見えても、裏側まではわからないけれども、きちんと調和していたと信じていた。
信じていた、ばかりだが、結局オタクというものはそういうことだ。
しみじみ、アイドルとは夢を見せる偶像で、オタクとはその夢を信じる生物なのだと思っている。


杏果は完璧でない自分は嫌だったのかもしれないけれど、ガンコで、意地っ張りで見栄っ張りでときどき自分本位ともとれる人間くささがわたしは魅力のひとつだったと思う。
だからやりたくない仕事の「できない」という割り切りは潔いともとっていた。
がんばることも無理にしなくてよかった。
がんばりたいのならひとつひとつでよかった。
確実にプラスに向かっていた面もあった。
それを全部、一気に完璧にしようとしたツケの反動のようにも思える。

わたしはやっぱり有安杏果にふざけるなとは思っているけれど、嫌いにはなれない。
ばかだなあ、とは思う。
いろいろ空回ってしまって休みたくなったのだとも。
だから、杏果は責めない。
いままでおつかれさまとありがとうを21日に言えるように、と思えるようになった。


それよりも新章が始まるももクロの4人のほうが心配だ。
いくら言葉を尽くそうとも、仲間のリタイヤに憔悴が見える。
普通の女の子だったはずの彼女たちは、これから傷だらけで再度立ち上がって戦わなければならない。
ネット上をはじめ、心無い憶測や風評も多々ある。
一応情報を扱う会社に所属しているけれど、上司がありふれた不仲説をニヤニヤしながら聞いてきた。
どこにでもいるんだ、そういうゴシップ好きな下世話なやつ。
「この会社にお勤めなのにネットのクソ情報信じるなんてpgr」
と、あまりにもネット擦れした反応をしてしまったが、それくらい荒唐無稽なものを信じる人間も増えるだろう。
けれどいままで通りひたむきに、美しい戦士の姿を見せていけばいいと思う。
わたしはそれを見守りたい。

一部が書き連ねている、ももクロ復帰願望をわたしは望まない。
あまりにも残酷なストーリーだ。
いまからすべての曲の振りと歌割を4人に直して、これからも4人の歌を増やしていく。
心身ともに、どれほどの負担なのだろう。
その後でやっぱり戻ります、はあまりにも覚悟がブレすぎて卒業以上にわたしは受け入れられない。
だから、ももクロに戻りたいと思わないことを祈っている。
だれかが書いていた、
「これから4人はももクロを続けてよかったと思ってほしいし、杏果はももクロをやめてよかったと思ってほしい」
お互いにそういう人生を歩んでくれればと、願う。

音楽活動は続けていくやも、ということなのでソロとして復活はあるかもしれない。
それも結局芸能界に戻ってくるのか、と少しモヤモヤはする。
けれど、そんなモヤモヤや卒業時のふざけるなという思いを超えるような楽曲を作ってくれることを望んでいる。
結局、わたしは有安に夢を見る。
有安杏果はアイドルだったのだ。


「これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、私たちを観て、ずっと笑っててほしいです」
いつでもこの百田夏菜子の言葉はわたしの心を照らしてくれる。
ときどき感傷的になるかもしれないけれど、これからもももクロを見て大いに笑いたい。
そして、彼女たちが迷うことがあっても、お返しとしてわずかばかりのサイリウムを照らす存在でありたい。

21日は仕事で行けないけれど、来月のバレンタインイベントで初めて4人のももクロを見れることを嬉しく思う。
ももいろクローバーZの5人それぞれに、幸多からんことを。

愛は心臓の真中にあり

めり~~ヨコヒナ入所記念日~~!!!!!!

いえーーーーーーーーーい!!!みんな元気かい!?!?!?

冬ですね!寒いですね!
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

村上信五さんを好きになって一年未満、
情報として知っていても改めてクリスマスがアイドルとしてのスタートラインってそれどんな二次元?
きらきらしすぎじゃない?大丈夫?怒られない?
怒られなーい!!!!
すごい!!!!!!!!


まあこんなめでたい日にブログ書いておりますが、
ヨコヒナを語るわけではありません。
しょせんド新規で概念を理解しきれていませんのでしかるべき方々のものを拝読します。

godz11a4rin.hatenablog.com

覚えてらっしゃる方もいるかと思いますが、
約四ヶ月前にこのテンションだだ下がりのブログを書きました。
わたしが書きなぐったときに考えていたよりたくさんの方に見ていただいたようで、お目汚し大変申し訳なく思っております。
おそらく、たくさんの方が潜在的に持っていた傷を抉ってしまった結果になりました。
匿名ブログ?というのをのちに知り、そちらで書き捨てればよかったなあとも思いましたが、公開してしまったものは下げるのもどうかと思い、
自戒を込めて残してあります。
コメントもすべて目を通しました。
返信の仕方が結局わからなかったため、ずぼらで申し訳ありませんが、この場でまとめてお詫びとお礼を申し上げます。
大変心強いお言葉ばかりで、とても励まされました。
改めてみなさま、読んでいただきありがとうございます。


さて、顛末ですが大したこともなく。
バラエティーの村上さんが好きな彼女と、コンサートでアイドルの村上さんを見たかったわたしの思想が違っただけのお話です。
それだけなのにとても稚拙な傷つき方をして、いろんな人に迷惑かけたなあと思います。
もっと行く前に理解を深めていたら、とも考えますがいまさらなので。
大事な友人だったから辛かったし、伝えれなかったし、割りきれなかった。わたしの幼さです。
ただひとつだけ。

うるせえええええええええええばーーーーーーーーーーーーーーーーか!!!!!!!!
いつ!わたしが!バラエティーの村上信五を好きだと言った!
いや好きだ!好きだよー!大好きだよ!!!!
わたしが!大阪在住のわたしが!わざわざ東京ドームまで行ったのは!
ア!イ!ド!ル!のコンサート観に行ったんですよねーー!!!!!
お笑い芸人でも観に行ったつもりだった!?
アイドル村上信五さんの所属する関ジャニ∞というア!イ!ド!ル!観に行ったんですよ!!!!!!

声を大にして言いたいですね。実際に彼女にはもうちょいマイルドにして伝えましたが。
バラエティーで活躍する村上さんはとても誇らしいですがわたしは現場で見る彼にマルチタレント性は求めてないです。
その思想の違いってめちゃくちゃ根深いですね。
バカにした笑いではないことも、彼女なりに村上さんを好きでいてくれてることもわかっていますが、ここを履き違えたら戦争ですね。
仕方がない。
悲しいけれど。



さてはて。
朝六時にシャワー浴びながら泣いて(また泣いてる)腹くくったことで、ようやくわたしはこの傷を愛してあげれるのだと落ち着きました。
定期的にかきむしってた傷口にようやく包帯を巻いています。
それまでツイッターでめちゃくちゃ愚痴ってて鬱だったなあと自分でも思います。ていうか前のエントリーもめちゃくちゃ病んでて今見たら笑えるね。
先日、12月20日にももいろクリスマス2017~Electric Wonderland~大阪城ホール公演を見ていろいろなものが剥がれ落ちました。
本当は関ジャニ∞のカテゴリは関ジャニ∞で消化したかったけれど、うまくいかなかったので。
でも思い出深い大阪城ホールであんなにいいライブを見れたことで落ち着くべきところに落ち着きました。
人とは距離を置くことになりましたが、これでよかったなあと思います。
ももクロは健康にいいぞ!!!!!(科学を無視したダイマ)

そういえば、記念すべきif or…Ⅹに参加できることになりました。
わー!ぱちぱちぱち!村上さんに会えるぞー!
ありがたいことに一緒に行こうと言ってくれる新しい友人もできました。
考えたら、このツイッターアカウント自体村上さんを好きになってから始めたのでその短い期間でいろんな人とお近づきになれたな、と感慨深いです。
ももクロの現場では友達ずっといなくてぼっち参戦極めすぎて知人のオッサンたちから心配されていたわたしがですよ!
めちゃくちゃめんどくさいドルオタなのでもしかしたらめんどくせえと思いつつ付き合ってくれてるのかもしれないけど、それでも、あなたたちに、あなたに伝えたいです。
ありがとう。大好きです。

いろいろ反省はあれどひとつだけの後悔は、あの子に感謝を少ししか伝えていなかったことですね。思い出はたくさんあります。
それでも縁があればまた、いつか、どこかで。(またもいつかもどこかもあるか知りませんが)



つらつら書きましたが、自分なりに決着をつけれただけの記事です。
今宵は聖夜ですから。お目こぼしいただければと願います。
それでは、フォロワーのみなさま。友人たち。道を違えることになってしまった彼女。そして、読んでくださったあなたと、なにより愛すべきアイドルたち。すべてに幸福が降り注ぎますように。
愛してるぜ!世界!!!!!


PS
タイトルはももクロちゃんのクリスマス限定のシングルの歌詞で、阿久悠さん作詞の素晴らしい曲です。
機会があればぜひ聴いてみてください。(ダイマ再び)
それでは。

誰かわたしを殴ってくれ

 

いつの間にか春も梅雨も終わって夏も終わりそうですね。

関ジャニ’sエイターテイメント ジャム 通称ジャム魂に行って参りました。

初めて関ジャニ∞さんたちを観てきました。

ていうかジャニーズ自体も人生初体験でした。

だれもこんなブログ見てないだろうしレポとか向いてないので単なる手記。

ネタバレできるほどの文章力と記憶力がほしい。

 

 

8/13 東京ドーム初日。

人生初めてのジャニーズのコンサート。ていうか東京ドーム入るのも初めてだったわ!(ももクロは東京ドームやってくれないし)

わくわくしながら入る2階スタンド。めっっっちゃ見晴らしがいい。高所恐怖症怖い。

ていうかセットが豪華~~!金かかってるうううううう!(下衆すぎる)

さすがジャニーズエンターテイメント。

でも考えたらドーム規模はももクロしか入ったことないや。エンターテイメントとしての歴史がまだぜんぜんだもんなあ。そりゃ違うよなあ。
角度的に照明の機材?が邪魔だったけどまあこんなものかと開演を待つ。

たぶんほぼ開演時間通り開始。どきどきしすぎてあんまり覚えてない。時間近くなったらエイト!エイト!て聞えてきてめっちゃ新鮮~~~~!!女の子の夢の空間~~~~!!!

セトリとかゆるふわな脳みそが覚えきれるわけがない。

でもどっかでネタバレ見たとおりだったようなたぶんそう。

村上信五さんの鍵盤の音も歌声も初めて、初めて現地で聞けてうれしかった。すごい聞こえる~~!

衣装替えてからは雰囲気一気に変わってうわ~~~~!ジャニーズだ~~~~!!!しか言えない。やっぱりテレビ画面だと伝わりきらないスタイリッシュ感。エンターテイメント感。

じゃに~~~~ずだ~~~~~~!!!!

演出論とかわかんないオタクだけど照明とかムービングとか秒単位ミリ単位で完成されててあれは一個のパッケージとして素晴らしい。パラレルワールド

もうほんと感無量。たしか総時間2時間半とかくらいだったはずなのに一瞬じゃなかった?たぶん品川東京間の新幹線くらいだったよ。

すごく楽しかった。

すごく、楽しかったはずなんだよ。

うん。

でも一緒に行った友人は、笑っていた。村上さんを笑っていた。

何回もあの光景を思い出すたびにそのことも思い出されて仕方がない。

そのせいか、あの日のレポを読んでもどことなく現実感がない。たしかにわたしもいたはずの光景なのに。

全部都合のいい解釈だし言い訳になるけど。前兆はあった。二人とも関ジャニ∞は初めてだったから前日に予習も兼ねてエイタメを観ていた。そこでも村上さんで笑っていた。

本人の談としてバラエティの印象が強いからどうしても、ということだった。でもコンサート自体で笑っていたしまあ初見はそうなるかな、と思った。わたし村上さんを笑ったことないしわかんないもん。

でも次の日はダメだった。

村上さんがキーボードを弾くたび、歌うたび、踊るたび、中央スクリーンで大写しになるたびに彼女は笑っていた。笑っていた。

うん。ちらっとどうなんかとも思ったけど、素面でも笑い上戸なところがあったからほっといた。楽しいのかなって。

そんなことなかったね。

丸山さんとか大倉さんには黄色い歓声をあげてたもんね。

コンサート後に、ご飯食べながら言われたよ。

「村上くんはやっぱ笑っちゃった」

ああそっか。あなたは村上さんで笑ってたんじゃなくて村上さんを笑ってたんだね。

ねえ、紫を身にまとったわたしにそれを言う気持ちはどんなものだったのかな?半年前から、村上さんがスキって言ってたわたしに言うのはなんでなのかな?

大倉さん、かっこよかったね。エロかったね。知ってる。

でも、わたしはずっと村上さんを見てたんだよ。ずっとずっと村上さんを見てたんだよ。

うん。信じられなくて、どうしていいかわからなくて、場をやり過ごした全部わたしが悪いのだけど。

笑わないでって言えばよかったのかな。コンサート会場で殴ればよかったのかな。怒ればよかったのかな。

どれもできなかった。

そのせいか、どのコンレポを見てもずっと喪失感でいっぱいだった。

わたしも、真上からみたグリッサンドとか、間違えちゃった演奏とか、あそこのダンスとか、ちょっと不安定だった歌声とか、いい顔してるとか、ユニットとか、衣装のこととか、いっぱい話したかった。でも、なにも出てこない。今だって思い出すたびに泣きそうになる。

ロッコ乗ってるときに反対サイド向いてたから後姿しか見てないとか、生村上さんがうれしすぎてエンドのときずっと見てたからスクリーン大写しの村上さん見逃したとかもあったのに、全部嘘みたいだ。

嘘だったらよかったのに。

好きなものを、楽しいものを見たはずなのに途方に暮れてしまってあの日からなんか現実感がない。

一昨日深夜のコンビニで彷徨ってはじめてわたしが悲しかったことに気づいた。おなかすいてたはずなのになに買っていいかわからなくなって無性に空しくなった。

シュークリームだけ買って泣きながら食べた。おいしかった。あーりんいつもありがとう。

わたしの、はじめての関ジャニ∞のコンサートは終わってしまったのだな、と思った。

村上さんを笑ったのはいい。(よくない)(ぜんぜんよくない)(本当によくない)

でも、それを弁明という形で、コンサート後も帰宅後も次の朝も何度も笑いながら彼女に傷をえぐられた。そのたびに村上さんを笑われたって事実がのしかかってきた。ごめんねって言えばなんでも言っていいのかな?

わたしも彼女も初めてで、初めてだったんだ。

どんなに言葉を尽くしても、わたしの初めてのコンサートは返ってこない。初めて、村上さんと同じ空気を吸ったあの瞬間は返ってこない。

最初で最後のはじめてだった。

今後どんなに最高のものを観られても、それは覆ることはない。それがただただ悲しい。

あの日に取り残されてずっと動けないでいる。あの日から関ジャニ∞も村上さんも直視できなくて、録画ばかり溜まっていく。今日のAstudioだって見れるかわからない。

生きる希望があーりんソロコンとオーラスしか残ってないよ~~~~!どうしようね~~~~!

よかったのはオーラスが入れることかもしれないけどステージセットを見ただけで泣くかもしれないなあ。同行者さんごめんなさい。

できることなら過去に戻って友人を怒りたいし、なんだったら当日、わたしのチケットを破り去る通り魔になりたい。でも無理なんだよね。

だからわたしを誰か殴ってくれ。

あの日のことをすべて忘れたい。

 

あ、彼女は無事大倉さんに堕ちました。

円盤購入否定派だったのに終わった直後に速攻で買う!とか言ってたよ。

やったねたえちゃん!金づるが増えたよ!

でもわたしが彼女とコンサートに行くことないんだろうな。そう思うとそれも悲しい。

 

百田夏菜子が泣いた日

ももクロちゃん青春ツアー開始おめでとうございます。


いまさらですけどーーーーーーー!!!!!!!

ようやくいろいろおちついて考え始めた春の一大事について。

 

一言で言うとすごかった。

まあ前評判は悪かったです。

いまさら一大事とかなんやねんとか、単なる運動場じゃんライブできんのとかとか。

なのにそんなんかんけいなかったー!!!!

もちろん見えないエリアとかぬかるんでトロッコが動かせない問題とかあって各所不満はあったでしょうが全体的な満足度で言えば近年の大箱で一番だったと思います。

メンバーの神経の使い方も今までと違った気がします。

おそらく、始まる前から繰り返し言っていた「わたしたちが一大事を起こす番」という言葉に起因しています。

まず、2015年の男祭りで行政の方と関わりまして、なにがあったかは知りませんけどとある団体から行政が関わってるのに性別限定ライブとはいかほどか、という物言いがありました。

ファンからしたら別にこっちは納得してるしええや~んとなっていましたがどうにも大事になりました。

当然といえば当然ですが……

予定通り男祭りで開催はされましたが、どうにも世間さまではその問題ばかりクローズアップされました。

その後こちら側にはある意味で行政アレルギーみたいな雰囲気もありました。

富士見市で開催が決定したとき、少し不穏な意見が出たのを覚えています。

いくら行政側が好意的でも、市民の方々は受け入れてくださるのだろうか。

それでももクロのイメージが悪くなるなら、ライブにケチがつくならやる意味があるのか。

そういう思いはわたしにも当然ありました。

けれどライブ1日目、そんなものは本当に関係なかったです。

足元は悪天候によりぐちゃぐちゃでしたが、そこには確かに、ライブ会場がありました。

少し肌寒い中招聘してくださった富士見市の現市長、前市長また松山市長が開会を宣言がされ、ライブが始まりました。

ご近隣の方々には申し訳ないくらいの爆音。

単なる騒音。

それでも、楽しかったんです。

メンバーたちの一挙一動がすばらしかった。

この「一大事を起こす」という言葉をなにより真摯に受け止め、考えていたのは彼女たちでした。

今回いくら根回しをしたとしてもなにかひとつでも取りこぼしがあれば一般市民から批判の的です。

また、ファンを満足させることができなければ全体的に炎上もありえる賭けだったのだと思います。

そして2日目に宣言された「ライブ場所の募集」を見据えてのライブです。

これが成功しなければ次がない。

そういった状況での彼女たちはとても美しかった。

ももクロはいつだって前に前に進んでいきます。

わたしたちファンも不安だったけれど、一番なにより不安なのはいつだってメンバーなんだと実感しました。

そうして興奮のまま迎えたエンディング。

百田夏菜子が泣きました。

ファン側も戸惑いました。

涙がこぼれてはいないから泣いたことにはならない。

そう言うくらい負けず嫌いで泣こうとしない百田さんが言葉に詰まり、「こんなはずじゃなかった」とぽつりと言いました。

でも、百田さんはほぼ丸一年女優・百田夏菜子とアイドル・百田夏菜子との二足のわらじでした。

べっぴんさんの視聴率がどうかは知りませんがやはり朝ドラはまだ影響力のあるコンテンツです。

そこで女優として仕事をしてくること。

戻ってももクロとして仕事をすること。

ずっとこの二つの板ばさみだったと思います。

また、ももクロのリーダーとして常に世間の矢面に立つ立場でもあります。

その重圧を考えたら、難しく批判があるかもしれない状況で、なにもなかった運動場を舞台にして、

きちんと「ももクロのライブ」に戻ってこられたという安心感のあらわれだったと思います。

おかえり、夏菜子ちゃん。

5人のももクロが観れてとても幸せでした。

 

さてはて、最終的に100件以上の騒音の苦情があったようなのでそこはやはり申し訳ないです。

謝罪する機会がないのが悔やまれます。

けど、近隣の方々に町が活気付いただったり、ファンが礼儀正しかっただったりの意見を寄せていただくとありがたかったです。

 

問題は問題として今後の課題ですね。

いかにして批判を少なくしていき、ファンとして取り込んでいくか。

本当にどこででもライブするつもりですからやつら。

というわけで続く。

 

約束を笑顔に

 

あーりんの特集のあるOVERTURE買いました~~

写真めちゃくちゃ好み過ぎてやばい

やばいったらやばい(語彙力)

なんていうか元々きちんとお化粧してリップ塗ったお写真はキネマ女優感すごいんですけどまた突き抜けて美しく……うあああ

 

内容はまあ抱負程度だし掘り下げ……て……考えるしか……()

2017年をどうするかというのは夏菜子ちゃんの朝ドラも終わったしでようやくエンジンかかるのかな?

ツアーで盛り上げていくのかな?

といううすらぼんやりした展望しか描いてないですがそんなのいつものこと

おっけー大丈夫

信じてるよ!

 

さてはて先週にCDTVの公開収録のほうに行って参りました

あんましネタバレしすぎるのもアレなんで言いませんが

圧倒的あーりんでした

素晴らしい

3月31日だったかな?の放送分らしいです

 

タイトルはLink Linkから

あーりん初センター曲ながら別に特別好きな曲ではありませんでした

残念ながらかわいいあーりんがかわいい曲歌ったってかわいいだけなのです

サボテンとリボンも結局ミドルテンポなかわいめチューンですね

不満……圧倒的不満……

キミセカや上球のかっこいいあーりん

ミラボやプッシュの美しいあーりん

が好物なわたしとしては少しストレート過ぎて逆につまんねえな……という感想

嫌いではないんですけどね!

ただ好きな曲としてあげるかと言ったらあげませんでした

 

それがガラッと変わった2016年8月5日

あーりんがソロでTOKYO IDOL FESTIVALに降臨しました

いろいろ意見はあると思いますが、

彼女はアイドルでした

ぼろぼろでそれでも笑ってステージに立っていました

 

その前日

岡村隆史さんの夏休み期間としてANNパーソナリティー代打をももいろクローバーZが担当することとなっていました

3時過ぎまでラジオでしゃべり通し

朝イチのステージのためリハーサルだって朝早くからです

そんなスケジュール

さらにそのころ、彼女の喉はあまり調子もよくありませんでした

嗄れたり高音が出なかったり

ネタでオタクのあいだで酒焼けみたいwwwwと笑ったり

元々喉が強かったはずなのにいつの間にかそんな感じで

明らかにおかしな状況だったのにそれをずるずると引きずって、最悪のコンディションで迎えた当日でした

 

ソロ曲「だってあーりんなんだもーん☆」ではじまり

「あーりんは反抗期!」まではなんとかもっていました

歌詞飛びはあったけど……

ラストの三曲目

「Link Link」

件の曲

前置きであーりんが

「自信ないけど歌わせてください」

みたいなことを言って(うろ覚え)

珍しいなと思いました

言葉ではなくて表情です

いやに固いというか、ほんとうに不安そうに見えました

そうして、始まった曲は散々でした

歌詞が飛ぶ、声がでない、そして泳ぐ視線

あーりんが歌が苦手だからといってこんな風になるのなんて見たことがないレベルでした

でも、あーりんはずっと笑ってました

最後まで歌いきって最後までアイドルであろうとステージに立っていました

そのあとも舞台裏でテレビの取材受けたり忙しそうに動いて

次の日あがったblogでは素直に喉のことが書いてありました

反省の弁と、こちらに心配をかけまいとする文でしたが

あまりそういうことを書かないので、嬉しい反面すごく落ち込んだんじゃないかと心配になりました

オタクめんどくさいから!

 

めんどくさいオタクのわたしは、ぼろぼろの状況で逃げずにアイドルをやりきったあーりんが誇らしくも途方に暮れたり心配したりうろうろしてました

もっと歌いやすい歌があったんじゃないかとか、なんでLink Linkなんだとか思うこともありました

それでもあーりんが選んだ曲はLink Linkで特別な曲なのは明白でした

 

来る9月19日

あーりんのソロコンです

内容は素晴らしかったしか言い様がないのですが、ここは割愛

一言添えるなら彼女の自己プロデュースの素晴らしさを実感しました

さて、本編ラストの曲

ここでも、彼女が選んだのは「Link Link」でした

 一瞬8月のことを思い出したのに、彼女の涙ですべて吹き飛びました

「サヨナラ アタシは

涙を卒業すると決めた」

あーりんは泣きながら横浜アリーナのステージで堂々と、そう歌いました

おそらく一月間で喉を調え、歌も磨いてソロコンに掛けて、臨んだすべての重みが溢れる涙でした

 

あーりんはプラスの感情は最大限に表現しようとしてくれるのにマイナスの感情はどうにも見せてくれません

なのでわかりにくいですがやっぱりずっとソロでの歌は不安だっただろうし、その中で喉が嗄れるというのはつらかったんだなあと思います

いまさらだけど

ただ、歌が苦手で、ダンスパフォーマンスが優れているのでそこから逃げようと思えばいくらでも逃げ道があるのに

アイドルとしてステージに立って、歌うことをやめないと決めた彼女は強くて素敵なアイドル

間違いなくそう言い切れます

そう気づかせてくれた歌がLink Linkでした

 

CDTVを皮切りに今年もあーりんはソロ活動していくそうで

いまはなにも心配はなくて、どんな圧巻なステージをしてくれるだろうという楽しみしかないです

そこで彼女は笑って、Link Linkを歌ってくれると思います

だって彼女はもう涙を卒業しているから

 

ぶろぐはじめてみました

 

特に意味はないのですがブログなんぞやりはじめます!

だいたい備忘録。

あとは推しへの愛なんか。

ドルオタと二次オタに厨二病発症してるのでいろいろめんどくさいオタク。

 

いや~~まあ今日ははじめてももクロちゃんを生で見た日なので思い入れがあります。

2013年3月13日。

アルバム 5th DIMENSION ツアー大阪城ホール2日目。

いまだに忘れられない。

アイドルはモー娘。から知っていった典型的なぱてぃーんだけどド田舎出身でライブに行くことなんか考えつかなかった。

アイドルってテレビのなかとかネットとか、そういう遠いところでキラキラしてる対象だったから。

中高は陰キャラオタクだったしバンドに傾倒してたからなんか余計に情報だけ入れて気持ちは遠退いてった。

推しもグループから抜けたりしてたし。

大学は大学で学業課外活動バイトで忙しかったし。

そんな言い訳をずっとしながら好きなバンド聴いたりネサフしたりアニメ見たりして過ごしてた。

 

2013年元旦。

彼女たちの初紅白が終わって。

それでもまだ前へ進もうとするももクロちやんを見て、ふと、きちんと向き合おうと思った。

ただ情報や与えられたものを鵜呑みにするんじゃなくて自分から動こうと考えた。

わたしは直接彼女たちを見たことがなかった。

画面から溢れださん限りのきらめきをくれたももクロを、見たことがないということにすごく自分の過去を恥じた。

自分から動かないと、なにも始まらないのだと、彼女たちにも会えないのだとただただ思った。

 

そこからは一直線。

ファンクラブとかよくわかんないしとりあえず一般で申し込んで、当選した。

すごくうれしかったなあ!

相互連番とかも考え付かなかったし、1日だけでいいやって後輩誘って行くことにした。

 

そうして迎えた日でした。

 

彼女たちは、テレビよりもネットの液晶よりもきらきらしていました。

 

その、きらきらはいまでも変わってないと思います。

大きくなっても、遠くなっても。

それでもなによりもきらきらして見える彼女たちの可能性を信じて5年目になります。

そのときからずっとあーりん推しです。

 

最初の一歩を踏み出せたのも、大学時代に育んだ自信や思考力だと思うし、だからこそあーりんに会えたと、すべてが無駄じゃないんだと思って生きてる。

だからこそ彼女たちにも、すべてを無駄にせずアイドルとして輝いてほしいと望みます。

 

去年なんかこの時期本当に死にかけてたけど。

無事生きて今年人生ではじめてジャニーズにハマりました。

村上信五さんやべえ。

そんな村上さんに出会えたのもあーりんがいたからと思っています。

彼女から感銘を受けたから気づけた魅力とかいっぱいあります。

アイドルってすごいね!

人生すごく楽しいよ!!!

ファンクラブも勢いで今日入っちゃったし。

あはははは。

 

とりあえず今日3月13日のこの日にしゃべくりに村上さんが出ることもひとつの運命かな?と思う。

厨二だから!

 

そろそろ趣味多くて死ぬぞとか言われたけど、それでも自分が見えたきらめきを出来る限り追いかけていきたいです。

 

明日はあーりんに会えるしほんと人生幸せだ!